テーブル輪郭の木部と椅子の木部が痛んでいるので修復した方法を記します。
前提として室内で作業をするので臭いのキツイ油性は使用できません。
水性での施工になります。

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研磨は#80 #120 #240
#80で強く擦るとかえって傷がついてしまうので塗料を軽く取るくらいにします。
#120、#240で仕上げていきます。#360まで試したのですが仕上がりに驚くほどの差が出ない為、#240までとしました。

さて、問題は導管です。砥粉で処理をしたのですが、筆が重くなるのでもっと良い方法はないか。ガードラックアクアを砥粉の代わりに使用しました。


ガードラックアクア:水=6:4位に薄めて2回塗ります。ほぼ導管が目立たなくなります。
※薄く塗ります。1回目はかすれがあってもそのままで・・・。

その次に水性ウレタンニスを3回塗布します。最後に水性ウレタンニスクリアを1回塗布で終了です。

カラーは色が合う様にアクアもウレタンニスも調合します。
温度や湿度によって水を加える量を調整します。

おおまかな工程は以上の様になります。施工後の写真は以下の通りです。

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